機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ホントに最終回間近なのかと思いたくなるようなのんびりしたテンポの回だった。4クールも放送してるけど、絶対に2クール分、もしくはそれ以下の内容しかないよな。その膨らました2クール分何で埋めたのかって考えみると、プラモ販促を狙った戦闘シーンか?っていう訳でもないし、一体監督というか製作陣はネットで吹き荒れた前作に受けた批判はどう受け止めて2期を作ったのかと思いたくなる…。

  • 人間って遺伝子で決定される部分って生まれた後、どんな環境で育つのかっていうことに依存する部分が大きいから、生物やってた立場からするとデスティニープランって無意味に思えて仕方が無い。仮にデスティニープランに有効性があるとすれば、基本的にコーディネーターってナチュラルの遺伝子タイプをより人間社会に有利な方向に遺伝子弄った人たちなんだから、議長が目指す社会っていうのは争いを生み出さない社会っていうよりは、コーディネーターがナチュラルの上に立って支配するというのが目的になってことになるのでは?と思える。その計画に受け入れを拒否するならともかく判断しかねてる地球のナチュラルの国家はアフォかと。
  • レイがクローンだととうとう告白した。これは前作の時も思ったことだが、人間に適用できる遺伝子工学があるくせにクローンを作る際にテロメアの長さを十分に伸ばす技術がないっていうのには物凄い笑える。