YOKO KANNO SEATBELTS『超時空七夕ソニック』〜次回公演は22世紀を予定しております。〜

有給使って午前中から行ってきた。
アニソン界とは限定したくないが、あるいちジャンルの音楽界での歴史が刻まれる瞬間に間違いなく参加できたと思う。それぐらい最高のライブだった。あまりにも3時間があっという間だったから、感動と驚愕の連続で記憶がぼんやりとしか残ってなくてあんまり感想が書けないが、以下雑記。

  • 普通に行ったのでは物販が買えないと思ったので午前中から並ぶ。10時過ぎぐらいに並んだのだが、それでもすでに700人以上はいたと思う。普通に電話で仕事の話らしき会話をしてる人とかいたからやっぱり、同じように休み取って来てるんだろうなと思った。まぁ当然だわな。おかげでグッズも全種類査収。
  • 友人と合流後、カラオケで体を温めるつもりで軽く歌うはずが、友人が全力で打ったため"軽く"じゃ無くなる。ライブ前からそんなに疲れてどうすんねん。
  • んで無事に入場出来、そして開演。OPの菅野よう子ヒストリー〜バンドメンバーの登場のあたりで友人は気づいてなかったかもしれないが、俺かなり涙ぐむ。
  • 1曲目のトルキアの女性ボーカル5人*1が登場して歌い始めたときはちょっと梶浦さんのライブっぽいなと思った。歌モノが多めだったが、菅野さんの曲ってブルガリアンコーラスの曲が結構あるし、もっとこの5人編成で聞いてみたかった気がした。
  • ダイヤモンドクレバスあたりでメインステージでワルシャワのメンバーが着席してたんだが、gravityあたりで演奏するのかと思っていたら、しなかったのでちょっと肩透かしだった。
  • 以下聞けて良かった曲
    • Want it all back:ライブではもう2度と聴けないと思っていたからイントロでテンションが最高に上がった。
    • THE GARDEN OF EVERYTHING〜電気ロケットに君を連れて〜:steveが登場してこの曲をやってくれるとは思っても無かったのでかなりびっくり&感動。ここらへんから感動しきって言葉がイエーとかしか出なくなってた気がする。
    • could you bite the hand?:まさかの弾き語りwギター一本でさいたまスーパーアリーナ約2万人の心を鷲づかみにする外国人ってそうは居ないだろ。
    • 約束はいらない:ワルシャワキター。なんか目の前にNHKBSで見るような外国人のオーケストラがいることがなんか、物凄い現実感を俺から奪ってたwオーケストラだけあって「約束はいらない」が物凄い幻想的に聞こえた。
    • RAIN:まさかの山根&steveのデュエットwこれはCDでは聞けない!
    • Gotta knock a little harder:メンバー全員でのGotta〜。ちょっとだけ前回のライブの感覚が蘇った。
    • 指輪:ネットを見る限りあんまり気づいてた人居ないみたいだけど、シートベルツホーズも一緒に演奏してて、いわゆるブラスアレンジになってた。ブラスアレンジもマッチする曲なのね…指輪
    • BLUE:ラストのアウトロの部分がワルシャワとのコラボ。オーケストラにも負けない山根姉さんのボーカルさすがです。
    • Moon:指揮者が菅野さんから交代して、菅野さんは一体何するんだと思ったら、まさかのボーカル!すげえええ。この1曲だけで7000円ぐらいの価値はあった気がする。作詞作曲、いろんなジャンルの曲の編曲、キュートなステージング、そしてダンス*2、また楽器の演奏が出来て、最後の最後に自ら歌唱とは、恐れ入りました。
  • 菅野さんの作品が多すぎるため最後の方はほぼメドレーだったのだが、メドレーにするにはもったいない佳曲が多すぎ。色々ちゃんとフルで聞きたかった。
  • 全体的にマクロスFの曲が多すぎ。確かに菅野さんの人気を不動のものにした作品の一つではあったけど、マクロスFの曲は全体的に下世話すぎるから、個人的にあんまり好きな曲がないんだよね…。

なにはともあれ、行って損なんてまったく無い、むしろ得しかなかった3時間だった。是非DVD等なにか媒体で世の中に残してほしいライブでした。

追記)ヒヨコスクイに入っていたソフビの人形。これヒヨコか?アヒルじゃね?

*1:ORIGA、山根麻以、坂本真綾、May'n、中島愛

*2:去年の武道館でも何回やったかわからん星間飛行の度にステージ上でダンスしてた