坂本真綾「ハニー・カム」

ビクターのダウンロード販売サイトで試聴可能になってたんで聞く。普通にいい曲だとは思うんだけど、なんかちょっと物足りない感じがするなというのが正直に思ったところ。
少年アリスとか菅野プロデュース後期の歌にはだんだん薄くなってきてたけど、菅野よう子の音楽ってどことなく特有のアクというか「黒さ」があったと思う。坂本真綾ボーカル自体が限りなく透き通ってるので、やっぱりあの「黒さ」が無くなると、今までその「黒さ」があったことで立体的に感じてた（？）奥行きがなくなって平べったく聞こえるのかなと考える。
でもあの黒く感じる部分は一体どこの部分から来るのかと考えてみると、出所がどうもよく判らない。メロディだけじゃどうもないみたいだし…。